子育てファミリーにとって大切なお部屋探しの流れについて、詳しくご紹介したいと思います。
お部屋探しは、一見簡単そうに見えますが、実際には色々なステップがあります。
特に、子どもがいると、広さや立地、家賃などの条件だけでなく、保育園や学校、病院などの周辺環境も気になりますよね。
そこで、子育てファミリーがスムーズにお部屋探しをするために、以下の3つのポイントを押さえておきましょう。
- 条件を決めて賃貸物件サイトで検索する
- 不動産会社を通じて物件を見学する
- 申し込みから契約までの手続きをする
それでは、それぞれのポイントについて、詳しく見ていきましょう。
条件を決めて賃貸物件サイトで検索する
まずは、自分たちの希望する条件を決めることが大切です。
条件としては、以下のようなものがあります。
- 広さ
子どもがいると、遊ぶスペースや勉強場所などが必要だったり、年齢によっては自室が必要です。
広さは、一人当たり10平方メートル(約6畳)以上が目安です。 - エリア
通勤や通学、買い物や医療などの利便性を考えると、駅から近い方が便利です。
利便性を求めたエリア探しの場合は、駅から徒歩15分以内が目安です。 - 家賃
家計のバランスを考えると、家賃は収入の3分の1以下が目安です。
家賃は築年数や設備などによって変わります。
これらの条件を決めたら、次は賃貸物件サイトで検索してみましょう。
ポータルサイトや賃貸物件サイトでは、条件に合った物件を簡単に探すことができます。
また、写真や間取り図、周辺地図なども見ることができるので、イメージしやすいですね。
気になる物件があったら、メモしておきましょう。
不動産会社を通じて物件を見学する
次に、賃貸物件サイトで見つけた物件を実際に見学するために、不動産会社に問い合わせましょう。
問い合わせは電話やメール、最近ではLineで行うことができます。
引っ越しシーズンなどの不動産会社の繁忙期では、問い合わせている間に他の人に物件が契約されるなんてこともあるため、電話の方が早く対応してもらえることが多いです。
問い合わせの際は、以下のようなことを伝えましょう。
- 希望する見学日時
- 見学したい物件の住所や名称
- 自分たちの連絡先や名前
問い合わせが完了したら、予約された日時に不動産会社に行きましょう。
不動産会社では、担当者と一緒に車で物件を見学します。
見学する物件は、できるだけ複数にしましょう。
一つだけでは、比較することができませんし、選択肢が少なくなります。
見学する際は、以下のようなことに注意しましょう。
- 日当たりや風通し、防音性などの環境
- 水回りや収納、設備などの機能
- 保育園や学校、病院などの周辺施設
- 駐車場やゴミ出し、ペット飼育などのルール
見学した物件は、メモや写真で記録しておきましょう。
後で比較するときに役立ちます。
申し込みから契約までの手続きをする
最後に、気に入った物件が決まったら、申し込みから契約までの手続きをします。
申し込みは不動産会社で行いますが、その前に以下のような書類を用意しておきましょう。
- 本人確認書類(運転免許証やパスポートなど)
- 収入証明書(源泉徴収票や給与明細など)
- 連帯保証人の同意書(求職中で必要な場合)
申し込みをすると、入居審査が行われます。
入居審査は、家賃の支払い能力や信用度をチェックするものです。
審査に通ったら、契約の日程を決めます。
契約では、以下のようなものを支払います。
- 家賃(初月分)
- 敷金(家賃の1~2ヶ月分)
- 礼金(家賃の0~2ヶ月分)
- 仲介手数料(家賃の0.5~1ヶ月分)
- 火災保険料(1~2万円)
契約では、重要事項説明というものがあります。
これは、契約書に書かれている内容を担当者が説明するものです。
内容に納得したら、契約書にサインして契約完了です。
鍵を受け取って、いよいよ引っ越しです。
まとめ
以上が、子育てファミリーのお部屋探しの流れです。
お部屋探しは、自分たちの希望や予算に合った物件を見つけることが大切です。
そのためには、条件を決めて賃貸物件サイトで検索したり、不動産会社を通じて物件を見学したり、申し込みから契約までの手続きをしたりする必要があります。
この記事では、それぞれのステップで注意すべきポイントをご紹介しました。
ぜひ参考にしてみてくださいね!